ヒロイン・影山優佳、舞台『未来少年コナン』への思い「ラナに何度も助けられた」

 

 5月27日、俳優の影山優佳が舞台『未来少年コナン』出演者挨拶に登場した。影山はヒロインを演じる意気込みを語った。

 

 同舞台は、宮崎駿が初監督を務めた同名人気アニメを舞台化したもの。

 

 演出を担当するダビッド・マンブッフ氏は、フランス国立民衆劇場の専属パフォーマーとして活動し、様々な映画や舞台の脚本や演出を手掛けるクリエイター。またマンブッフ氏とともに演出を担い、振付、美術、衣装を手掛けるのはインバル・ピント氏。同氏はこれまでも、『羅生門』、『ねじまき鳥クロニクル』などの舞台を手掛けてきた。

 

 

 世界的なクリエイターが集った舞台『未来少年コナン』。舞台では、戦争で荒廃した未来世界で、懸命に生き抜こうとする少年少女の物語が描かれる。

 

 キャストは主役のコナン役を加藤清史郎、ヒロインのラナ役を影山が演じ、成河、門脇麦、椎名桔平らが脇を固める。

 

 ゲネプロに先立ち、主演の加藤は「コナンを演じることに向き合い続け、コナンに対して『大好き』というよりも、尊敬の念を抱いています。この気持ちを胸に演じていきたい」と役への思い入れを語った。

 

 また、ヒロインのラナを演じる影山は、ラナ役に込めた思いをコメント。

 

「ラナを演じていく過程で、新しいことに取り組む私自身がラナに助けられているような感覚がありました。今度は舞台でラナを見ていただいた皆様に『明日も、もうちょっと頑張ってみようかな』と思っていただけるようなお芝居を届けたいです」

 

 舞台は、自由自在に移動し、変形するセットや、プロジェクションマッピングを駆使し、「未来少年コナン』の世界を斬新なスタイルで表現。

 

 ラナを演じる影山も、舞台上の歌唱やダンスに留まらず、ワイヤーを使用した大掛かりな空中シーンなどにも挑んでいる。世界的なクリエイターたちが作り上げたこれまでにない壮大な舞台で、影山が新たな表現に挑む意欲作だ。

 

 舞台『未来少年コナン』は、東京芸術劇場プレイハウス同劇場で5月28日から6月16日に公演される。

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