あなたが選ぶ「名子役」2位・安達祐実に圧倒的差をつけた1位は?【500人にききました】

ドラマ『家なき子』で安達祐実が発した名ゼリフ「同情するならカネをくれ」は1995年の「新語・流行語大賞」を受賞した

 

 NHK連続テレビ小説『虎に翼』が好評だ。主演は伊藤沙莉(さいり)。9歳でドラマデビューし、2005年の『女王の教室』(日本テレビ系)でいじめっ子を演じ、一躍注目を集めた“元・子役”だ。

 

 ドラマやCMで欠かせない子役だが、多くの人が「名子役」だと思うのは誰なのだろうか? 本誌はアンケート調査を実施。「名子役と聞いて思い浮かぶのは誰?」を、全国の20代から60代の女性500人に聞いた。対象としたのは、子役として人気を博した15人だ。

 

【第5位】23票 えなりかずき

 

 人気ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系、1990年~2011年)で五月(泉ピン子)と勇(角野卓造)の長男を長年にわたり演じた。現在39歳(年齢は2024年5月6日現在。以下同)。

 

「『渡る世間』をよく見ていました。小さいのに大人顔負けのしっかりした演技をするので驚いたものです」(60代・主婦・兵庫県)
「『渡る世間は鬼ばかり』は長ゼリフが多いことで有名ですが、それをしっかり覚えて演技していてすごいと思いました」(40代・パート・岡山県)

 

 

【第4位】27票 小林綾子

 

 世界的に大ヒットしたNHK連続テレビ小説『おしん』(1983年)で、おしんの少女期を演じたことはあまりに有名。現在51歳。

 

「おしんが奉公に出るため、川を筏で下るシーン。『かあちゃ~ん』と叫ぶあの姿が忘れられません」(60代・無職・兵庫県)
「おしんといえば大根飯。世界中でヒットしたのも、小林さんの名演があったからだと思います」(60代・パート・和歌山県)

 

【第3位】45票 鈴木 福

 

 1歳でNHK『いないいないばあっ!』に出演しデビュー。2011年のドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)で大人気となり、同年の『NHK紅白歌合戦』に芦田愛菜とともに出演した。現在は慶応大に通う19歳。

 

「年齢は私の方が少し上ですが、『マルモ』でとても小学1年生とは思えないような演技をしていて驚きました」(20代・学生・奈良県)
「芦田愛菜ちゃんとのかけ合いがとてもかわいかった。演技も上手で感情移入して観ていました」(20代・会社員・東京都)

 

【第2位】84票 安達祐実

 

 1994年のドラマ『家なき子』(日本テレビ系)での「同情するならカネをくれ」のセリフは、新語・流行語大賞になるほどの社会現象に。42歳となった現在は女優業だけでなく、コスメブランドをプロデュースするなど、多方面で活躍中。

 

「『家なき子』でのあのセリフが印象的です。子どもながら目の表情がすごく、迫力のある演技でした」(40代・無職・北海道)

 

 ほぼすべての意見が『家なき子』の演技を評価するものだった。

 

【第1位】166票 芦田愛菜

 

 3歳から芸能活動をはじめ、2010年のドラマ『Mother』(日本テレビ系)の演技で多数の賞を受賞。その後『マルモのおきて』をはじめ、多数のドラマに出演。現在は慶応大に通う19歳。

 

「『マルモ』もかわいかったですが、『Mother』の演技が印象的です。電話で『お母さん、もう1回誘拐して』と言うシーンなど、涙なしでは見られません」(50代・派遣社員・群馬県)
「演技力とかわいさが圧倒的。大きくなったいまもきれいで、聡明さも加わり、すごい女優さんになった。こんな子役はほかにいない」(20代・パート・石川県)
「演技力がほかの子役とはレベルが違うと思います」(30代・パート・愛知県)

 

 2位の安達祐実に倍近い差をつけての、圧倒的1位。最近では「総理大臣になってほしい」という声まである。たしかに「レベルが違う」かも――。

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