八代亜紀さん死去 本誌が目撃していた「活動休止直前」笑顔のファンサービス姿

ファンの声がけに笑顔で手を振る八代亜紀さん

 

『舟唄』などで知られる演歌歌手の八代亜紀さんが、2023年12月30日に急速進行性間質性肺炎のため亡くなっていたことがわかった。73歳だった。

 

 所属事務所であるミリオン企画が1月9日、公式ホームページで公表したもの。葬儀は本人の強い遺志により、1月8日に事務所スタッフのみで執りおこなわれ、やすらかな顔で旅立ったという。

 

 

 八代さんは2023年9月に膠原病と診断され、治療専念のために年内の活動を休止すると発表。公式ホームページによると、1日も早い復帰を目指して治療とリハビリに励んでいたが、容態が急変したという。

 

 本誌は活動休止の直前ともいうべき2023年3月29日、元気そうな八代さんの姿を目撃している。この日、東京・中野サンプラザで単独コンサートを開催した八代さんは、代表曲である『舟唄』や『雨の慕情』など、17曲を熱唱。その後、ファンの声援に笑顔で応えつつ、会場を後にした八代さんは、帽子を目深にかぶり、打ち上げのお店へ向かった。八代さんは、傍らにいる男性の腕をギュッとつかんだまま。

 

 3時間にわたった打ち上げの終了後、店から出てくるときも、八代さんは男性と腕を組んだ状態。2021年に離婚を経験している八代さんだけに「新しい彼か?」と本誌スタッフはどよめいた。

 

 後日、事務所に問い合わせたところ「あれはうちのスタッフですよ(笑)。数年前に脚を怪我してから、気を使うことが増えて、男女問わず近くのスタッフの腕をつかんで歩いているんです」とのことだった。

 

 打ち上げでは変わらぬスタイルのよさと、明るい笑顔を見せていた八代さん。活動休止を乗り越え、ステージにカムバックすることを本誌も願っていた。1月16日には大阪で、3月28日には兵庫県で、山川豊、伍代夏子、木村徹二らとステージに上がる予定だったという。

 

 誰よりも本人が、ファンの前で再び歌うことを楽しみにしていたに違いない。合掌。

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