判決確定の市川猿之助被告、“親友”ジェシーの口から名前が出ることはあるか…事件当時はファンから心配の声も

 

 事件が報じられてから半年ーー。

 

 11月17日、睡眠導入剤を服用させ自殺を手助けした罪に問われた市川猿之助被告の判決公判が、東京地裁で開かれた。懲役3年・執行猶予5年の有罪判決が下された。20日、この有罪判決が確定した。

 

 10月21日に行われた初公判では、舞台復帰への意欲を口にしていた猿之助。判決後は、「失意のどん底で決意したとはいえ、父と母を巻き込み、歌舞伎界を含め、多くの皆さまに治癒しがたい傷を負わせ、言い表せない罪を感じている。これからは1人で抱え込まず、自分に弱さも自覚し、周囲に助けていただき、一日一日一生懸命に生きていこうと考えています」とのコメントを出した。

 

 

 歌舞伎座の勧進元である松竹は「市川猿之助としての今後につきましては、現時点ではまったく白紙の状態でございます、弊社としては市川猿之助のこれまでの歌舞伎界への貢献に照らせば、本人を是非交えて支えて参りたいと存じますが、本日の判決をどのように受け止めるか、弊社として本人とも時間をかけて話し合い、また、今回の件が社会全体に与えた影響や責任からも目を逸らさず、皆さまからのご意見にも耳を傾けながら、進むべき道を共に模索して参りたいと思います」と声明を出している。同日、歌舞伎以外のマネジメントを行っていた芸能事務所「ケイファクトリー」も、契約終了の旨を公式サイトで発表した。

 

 芸能関係者は、猿之助の今後についてこう語る。

 

「市川猿之助さんは、弟子のサポートを受けながら、事故現場となった自宅で暮らしていると聞きます。松竹は支えると言っていますから、復帰も視野に入っているのでしょう。猿之助さんは歌舞伎公演のチケットを売りさばける数少ない人気役者であり、澤瀉屋の芸を継承した伝統芸能の担い手。引退させるわけにはいかないはずです」

 

 事件が報じられた5月18日直後から、市川猿之助と親交を深めていた人物も世間からの注目を集めた。旧ジャニーズ事務所(現在はSMILE-UP.)所属の「SixTONES」メンバーであるジェシーもそのひとりだ。

 

「市川猿之助さんとジェシーさんは2022年10月に放送されたドラマ『最初はパー』(テレビ朝日系)の共演をきっかけに交流が始まったそうです。ジェシーは猿之助さんのことを“タカちゃん”(猿之助の本名は「たかひこ」)と呼び、2人の親密ぶりはSixTONESのメンバーも驚くほどで、ラジオ番組でもたびたび取り上げられていました。

 

 猿之助さんの事件が報じられると、ブログの雰囲気も一変。当時、ファンからはジェシーのことを心配する声があがっていました」(芸能記者)

 

 そんなジェシーも事件から半年が経ち、普段の生活に戻ったようで、有名人との交流も盛んに行われるようになったという。11月18日深夜に放送されたラジオ番組では、元バレーボール全日本選手の川合俊一やタレントのアンミカと食事に行ったり、小栗旬から『ジェシーに会いたい』とラブコールがあったことを明かしていた。

 

 2月に出演した番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演した際には「人見知りでシャイだけれどもLINE友達が840人いる」と語っていたジェシー。

 

「バラエティ番組にも引っ張りだこのジェシーさんは、どんな現場でも周囲の懐に入り、ムードメーカーです。ジェシーさんが年齢や経歴に関わらずいろいろな業種の先輩から愛されるのは、明るさだけでなく何事にも真剣に取り組むからだと思います。

 

 ジェシーさんの口から、猿之助さんとの交友が聞ける日も来るのではないでしょうか」(同前)

 

 ジェシーもまた、猿之助を支える人物のひとりとなりそうだ。

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