15年不妊治療したハイヒール・リンゴ「治療費の透明化を厚労省に促してほしい」

真剣な表情のリンゴ

 お笑い芸人のハイヒール・リンゴ(59)が6日、厚労省で行われた「コロナ禍の雇用・女性支援プロジェクトチーム ~もっとあなたを支えたい~」(全5回)の第3回会合に出席し、不妊治療について私見を述べた。

 新型コロナの影響を受けた女性や支援を必要とする人に雇用政策や生活支援策の情報が行き届いていない現状を踏まえ、情報発信強化のため三原じゅん子副大臣がリーダーを務め、プロジェクトチームを設置。第3回会合の議題は「職場における女性支援策・子育て支援策とそのPR状況」。

 この日のテーマの1つとなったのが「不妊治療と仕事の両立」。会合に出席した元衆議院議員の金子恵美氏は「私もその1人」と明かし「私の周りでよく聞こえてくるのが『個人の都合だろ』という声が会社の中にある。人事評価にも関わってくるので隠さなきゃいけない雰囲気がある。国の宝である子供たちを増やしていく、不妊治療は特別なことではないという雰囲気づくりは政治行政の役割だと思います」と訴えた。

 不妊治療を15年経験したリンゴも、金子氏の意見に賛同。治療のため1年半の休みを願い出たところ「当時の在阪放送局のトップから『それはあなたのワガママです』」と言われ「『はい、ワガママ言わしてもらいます』と私は強い女なんで言い返しましたけど、結果を残さなけばという強いプレッシャーを感じました」と振り返った。

 また「治療費の透明化を厚労省に促して欲しい」と意見した。「治療費は病院の言い値です。『いや先生、高いです』は言えない。優遇して欲しい、子供欲しい。アカンかったらまたやらないといけないということがあるから(払うしかない)。支援も大事ですけど治療費というものを、もう一度厚労省の目から見直して指導していただきたいと切に思います」

 不妊治療中の人がなかなか声を上げづらい状況を慮り「私みたい不妊治療を終えてしまった人間は声をあげれる。ここで勉強したことをいろんなところに広げていきたい」と意気込んだ。「強い女リンゴ」が不妊治療中の人々の強い味方になってくれそうだ。

ジャンルで探す