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“接待問題”菅首相長男を刑事告発へ それでもウヤムヤにされそうな野党の「黒歴史」

菅首相は息子は「別人格」と主張するが…

 菅義偉首相(72)の長男・正剛氏による総務省幹部への接待問題は拡大するばかり。週刊文春で取り上げられた4人だけでなく、計13人までに疑惑は膨れ上がっている。父親の威光を使って正剛氏が総務省に食い込み、所属する東北新社の利益のために働きかけたのかどうかが注目だ。

 なかでも菅首相が重用する山田真貴子内閣広報官は、総務省勤務時代に都内の高級料亭で一人当たり約7万4000円分も“ゴチ”されている。庶民感覚ではギョッとする値段で、見返りを期待されてのことではと疑われてもしようがない。

 今回の疑惑で思い出されるのはあの人の存在だ。野党関係者は「過去に首相の身内がその影響力を持って何かをするなんて、思い当たる例といえば、昭恵さんがいましたね」と指摘。安倍晋三前首相時代には昭恵夫人の言動が問題になることが多かった。大きなところではモリカケ問題のうちの一つ、森友学園問題で昭恵夫人がカギを握る人物として浮上していた。

 正剛氏は菅政権のアッキーのようなもの。だからこそ野党には不安がある。スキの多い昭恵夫人だったが、野党の追及もむなしく国会招致は実現していない。今回も結局、攻めきれないのでは?

「菅首相の言う通り、長男が『別人格』なのは事実です。疑惑も週刊誌頼りですし…。でも、接待疑惑については立件されるかどうかが大きいですよ」と野党関係者は指摘した。

 永田町関係者は「さっそく市民団体が菅氏長男を贈賄罪で、総務省幹部を収賄罪で東京地検に告発するといいます」と話すが、そうなったら、菅政権側は「捜査中なのでお答えを差し控える」となりそう。

 とはいえ長男の問題が菅首相の急所であることは間違いない。総務省は24日にも幹部らの処分を発表するという。

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