KAT-TUN亀梨 ドラマの敗因は草なぎにアリ?

フジテレビの社屋

 充電期間を経て活動を再開させたジャニーズの人気グループ・KAT-TUNの亀梨和也(31)だが、主演ドラマ「FINAL CUT」(火曜午後9時、フジテレビ系)で“爆死”している。早くも打ち切りがささやかれるなか、意外にも業界内では同情する声が聞かれる。舞台裏を探ると、ジャニーズ事務所を去った元SMAP草なぎ剛(43)の存在があった。

「FINAL――」は12年前に起きた女児殺害事件をめぐるサスペンス系ドラマ。

 テレビの情報番組で殺人犯であるかのように報道された母が自殺に追い込まれた過去を持つ主人公(亀梨)の復讐劇を描いている。

 ドラマを制作しているのは関西テレビ(カンテレ)で、同局の“復讐シリーズ”といえば、草なぎの定番だった。2015年に「銭の戦争」で13・4%。昨年は「嘘の戦争」で11・3%(いずれも全話平均)と比較的高い視聴率を記録していた。

 だが、亀梨の「FINAL――」は初回が7・2%と低い視聴率でスタートし、第2話から6・5%と横ばい。6日の第5話で6・7%、13日の第6話は6・8%と多少盛り返すも「打ち切りやむなし」とさえ言われるような水準になっている。ただ、今回ばかりは亀梨への同情の声が絶えない。

「もともとカンテレは、この1月クールには草なぎの復讐シリーズの第3弾を予定していたといわれているんです。昨年、草なぎはジャニーズ事務所を退所したのですが、それでもカンテレとSMAP育ての親のI女史とは蜜月関係。草なぎが事務所を辞めてもドラマは強行しようとしていた。ただ、辞めたタレントをそのままにしておくほど、ジャニーズも甘くはなく、この枠を強引に奪いに行ったといわれています」と芸能プロ関係者。

 草なぎの代わりにジャニーズが用意したのが亀梨だったが、なにぶん準備不足だったという。

「本来ならば草なぎの復讐シリーズと一線を画すような、まったく違う企画を立ち上げればよかったのでしょうが、スポンサーへの説明なども必要ですし、完全な準備不足で、企画は大幅には変えられなかったそうです」と同関係者は続ける。

 同じ復讐系のドラマになってしまったことが、亀梨にとってはさらなる悲劇にもつながった。

 テレビ局関係者は「SMAPが解散し、事務所を辞める辞めないなどの話題になっていたころでも、『2018年に草なぎの第3弾のドラマがあるのでは』とファンの間では現実味ある噂が立っていた。それが、フタを開けてみれば、中身は復讐ものなのに主人公が亀梨。SMAPを辞めた3人のファンの間ではドラマがスタートする前から『なぜ亀梨!?』と怨嗟の声が満ちあふれていましたからね。そんな状態では数字が悪いのも予想はされてたし、亀梨も事務所の意向にNOと言える立場でもないでしょうから、その恨み節を一身に受けている。亀梨もかわいそうに…という同情が集まるのも当然ですよ」とも。

 事務所を辞めた3人のファンは数多く、その影響力はいまだにあるといわれている。それだけに亀梨の主演ドラマが再浮上するのは厳しそうだ。 (視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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