「タレント議員まともな人0人説」元グラドルの選挙活動コメントに批判殺到!“今井絵理子の二の舞”へ

森下千里

 10月27日に投開票が行われた衆議院議員選挙で初当選を果たした自民党の森下千里議員に批判が噴出している。森下氏は11月7日更新のInstagramで、政治活動中の写真とともに《先週は地元で活動。色々なところに顔出させて頂きました。痩せたねーと心配していただきます。選挙はダイエット効果もあるようです》と報告した。

 これにはネット上でツッコミの声が殺到してしまった。

《だから何?》
《はぁ?》
《くっそどうでもいい。これで議員とか笑わせんな》
《タレント議員でまともな人0人説》

 呆れたと感じるネットユーザーが多いようだ。

足を引っ張る“食料自給率”発言

 このほかにも《選挙で痩せるくらいなら、これから政治家としての仕事をしたらもっと痩せるだろうから、やめたら?》《まだまだ議員としての客観性は備わってないのが分かった。今井絵理子みたいにならないように身の振り方には十分気をつけて欲しい》といった政治家としての資質を厳しく問う声もある。

 森下氏にこうした批判が向けられる理由は、選挙期間中にX上で拡散された動画の影響が大きいと語るのは政治ジャーナリストだ。

「2022年1月にYouTubeチャンネルの『日経テレ東大学』で、実業家のひろゆきさんと生配信で対談を行った動画の一部が拡散されました。動画で森下さんは、日本を良くするために地元のものを食べて食料自給率を上げたいと回答。ただ、これは食場自給率ではなく“地産地消”の話。その後も、食料自給率の意味をはっきりと答えられず、苦笑いを浮かべる様子が映し出されていました。不勉強ぶりが露呈してしまったのです」

 この動画の存在を意識しているのだろうか。7日の投稿で森下氏は《地元の美味しいものをしっかり食べて、またエネルギー補給していきます!》といったメッセージも綴っている。

 こちらに関してもネット上では、

《地元のおいしいものを食べるのもいいですが、しっかり勉強して地域のためにできることをしてください》
《当選されたとの事で再度国内自給率をどう上げていきたいかを仰って頂きたい》
《自身がやりたいといった政策ぐらいしっかり説明出来るようになって下さい》

 といった指摘が相次いだ。

 森下氏は今回は小選挙区からではなく、東北ブロックから比例代表で出馬した。名簿の順位は単独二位であり、自民党でこの位置ならば落選はまずない。自民党としては何としてでも彼女を議員にしたかったようだが、当選直後からお気楽な選挙のダイエット効果をアピールするようでは先が思いやられるところだ。

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