「男だからバカにしていい」に”時代遅れ”の指摘、中居正広の新番組スタートダッシュに失敗か

左から、中居正広、東野幸治、ヒロミによる新番組『MC3』(番組公式Xより)

 10月28日に放送されたトークバラエティー『THE MC3』(TBS系)の内容をめぐり、視聴者から疑問の声が相次いでいる。

 ヒロミ、東野幸治、中居正広の3人が司会を務める同番組。21日に放送が始まったばかりの新番組で、ゲストのことを世間がどう思っているのかをあらゆる形で本人に伝える、日本一余計なお世話バラエティーなのだという。

 さて、この日のゲストは元V6の三宅健。45歳独身の彼だが、結婚については「タイミングさえあれば」と意外と前向き。そこでスタジオには成婚率80%以上という、結婚相談所「マリーミー」代表の植草美幸先生が登場し、彼の結婚観を診断した。

“男下げ”が大不評

 この後、植草先生の矛先は中居にも向くことに。すると三宅のときと打って変わって辛口に。「(中居さんがもし結婚できたとしても)何日もつかなって感じ」「結婚しないほうがいい」「1人で好き勝手に生きて」などと痛烈。中居が「僕に対してイライラしてませんか?」と尋ねると、毎日15人ほどの未婚男性をカウンセリングしているという先生は、「こういう(中居のような)男性は1時間で100個以上(結婚に向けて)教えることがある。手間がかかる。めちゃくちゃイヤなお客さん」と、ダメ出しを連発していた。

 また、スタジオにいたぱーてぃーちゃん信子も、中居に対して「人を愛したことあります?」とつっこまれていた。

「また、『ムカつく夫の行動について』というテーマで街ゆく奥様に取材したインタビューVTRでは、夫への不満が爆発。『布団で寝ればいいのに朝までソファで寝ちゃう。それでノド痛いとか。バカじゃないの?』『いろんなことをやろうとしない。覚えない。イラッとするよ、大人なんだから。ポンコツでしょ』など辛辣な言葉が飛び交ったのです。

 スタジオにいる東野に対する勝手なイメージを聞くと、『(家事を)やらない。あんまり家のことに興味がないと思う。東野さんはない!』と、これまた偏見が。こうして番組では終始、一貫して男下げ、夫下げが続きました」(芸能ライター)

 これにはネットも辟易。

《今の時代まだこんな内容の番組やってるの?》
《「MC3」って新番組 フェミの権化か さすがマスゴミ》
《旦那(男)はダメみたいなテレビ番組作りは、いつまで続くんだろ。一昔前のイメージで作りすぎ。男だからバカにしていいみたいな感じが久しぶりにテレビ観て不愉快になった》

 と、かえって不評を買ってしまったようだ。

「男性のイヤなところをあげつらうことが支持されると思い込んでいる、制作スタッフの魂胆が見え隠れします。もちろん中にはそれで溜飲を下げる女性視聴者もいるとは思いますが、行き過ぎると逆効果になってしまう。MCの中で独身なのは中居1人。今後もこうした結婚観をめぐるトークバトルが続くのではないでしょうか。どこまで視聴率に結びつくのか疑問ですが…」(テレビ局関係者) 

 まだ始まったばかりの新番組。温かく見守りたいところだが……。

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