斎藤工の神対応のウラで『東京国際映画祭』で勃発!カメラマンの“怒号トラブル”の真相

斎藤工(2024年)

 10月28日、東京ミッドタウン日比谷で『第37回東京国際映画祭』のオープニングイベントが開催された。米倉涼子、綾瀬はるか、菅田将暉、森田剛など豪華な俳優たちがレッドカーペットを歩き、開幕イベントは華々しく執り行われたかと思いきや……。

「スチールカメラマンの間で、怒号が飛び交うトラブルが発生していました」(現場にいた記者、以下同)

 国際映画祭ということもあり、国内外のメディアが取材に来ており、それ以外にも、映画祭のスタッフ、作品のスタッフ、俳優のスタッフなどがおり、現場は多くの人でごった返していた。

「スチールカメラだけでも50人ほどおり、レッドカーペットに登場した俳優たちの撮影をしていました。複数のメディアが集まる現場では、撮影場所を巡ってカメラマン同士の怒号が飛び交うことも時折あるのですが、今回は様子が違ったようです」

トラブルの真相

 トラブルが発生したのは、『エシカル・フィルム賞』審査委員長の斎藤工が登場したタイミングだったという。

“おい!”“この野郎!”といった男性の叫び声とともに、外国メディアだと思われる女性が斎藤の目の前を走って逃げて行ったのです。取材エリアはしっかりと区切られており、その場所はメディアが入ってよい場所ではなかったこともあって、現場は一時騒然としました

 騒ぎに気づいた斎藤は、

声をあげた男性に近寄って“大丈夫ですか?”と声をかけていました。そういった想定外のトラブルは、現場のイベントスタッフに対応を任せてもいいものですが、斎藤さん自身が男性カメラマンに直接、話を聞いており、まさに“神対応”でした」

 このことが一部のネットニュースで報じられると、斎藤への賞賛の声とともに“トラブルの内容”への注目が集まった。

 現場ではいったい、何が起こっていたのか。

実は“盗難未遂”事件が発生していたのです。男性カメラマンが目を離したすきに、外国メディアと思われる女性が、そのカメラマンのカバンの中身を漁っていて……。どうやら、カメラや撮影機材を盗もうとしていたらしく、男性はそれに気づいてとっさに叫んだのです。幸い、不審な行動に気づいたのが早かったため、何も盗まれずに済んだのですが……

 国内外のメディアが集まる現場は、予期せぬトラブルが少なくないというが、“エシカル”が求められるのは映画だけではない。

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