米司法長官にバー氏指名へ=国連大使にはナウアート氏-トランプ氏

米国務省のナウアート報道官=2017年11月、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日、事実上更迭したセッションズ前司法長官の後任に、ブッシュ(父)政権で司法長官を務めたウィリアム・バー氏(68)を起用する方針を明らかにした。また、年内に退任するヘイリー国連大使の後任に、国務省のヘザー・ナウアート報道官(48)を指名すると述べた。いずれも上院の承認が必要。
 トランプ氏はバー氏について、記者団に「素晴らしい人物、優秀な人物だ。共和党でも民主党でも尊敬されている」と語り、上院での早期承認に自信を示した。中間選挙投票翌日の11月7日にセッションズ氏が辞任後、長官首席補佐官だったマシュー・ウィテカー氏が長官代行を務めている。
 ナウアート氏に関して、トランプ氏は「ポンペオ国務長官らと共に(報道官として)見事な仕事をしてきた」と称賛した。ナウアート氏は保守系のFOXニュースのキャスター出身で、外交経験に乏しいため、民主党から懸念や反発が上がる可能性もある。
 一方、CNNテレビは7日、関係者の話として、ケリー大統領首席補佐官が近く辞任する見通しだと報じた。ペンス副大統領の首席補佐官を務めるニック・エアーズ氏が後任候補に挙がっているという。国土安全保障長官から首席補佐官に起用されたケリー氏をめぐっては、これまでもしばしば辞任観測が流れていた。
 トランプ政権ではこのほか、ニールセン国土安保長官も交代が取り沙汰されている。来年1月20日に政権発足2年を迎えるトランプ氏が、任期折り返しに合わせて高官の大規模な入れ替えを検討している可能性もある。 

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