［深層ＮＥＷＳ］アメリカ政府のハリケーン対応巡る偽情報は「民主党の票を削る意図が見え隠れする」…海野素央・明治大教授

　明治大の海野素央教授と同志社大の三牧聖子准教授が１７日、ＢＳ日テレの「深層ＮＥＷＳ」に出演し、１１月の米大統領選について議論した。

　海野氏は９月と１０月に米南部などを襲ったハリケーンへの米政府の対応について偽情報が流布していると指摘。「民主党の票を削る意図が見え隠れする」と述べた。三牧氏は激戦州で天然ガスのとれるペンシルベニア州を例に、民主党が選挙戦を意識して気候変動対策の主張を抑制していると解説。気候変動問題に熱心なハリス副大統領には「アピール（する機会）にはならない」との見方を示した。