ネパールで大雨、148人死亡・55人行方不明…60か所以上で主要道路が寸断

 【ニューデリー=浅野友美】ネパールで27日からの大雨により、各地で洪水や地滑りが発生した。地元警察によると、29日までに148人が死亡し、101人がけがをしたほか、55人が行方不明になっている。

 被害は首都カトマンズや周辺で発生し、警察や軍が行方不明者の捜索やボートなどによる救助活動を行っている。主要紙のカトマンズ・ポストによると、住宅や橋が浸水したり、流されたりし、国内60か所以上で主要道路が寸断された。

 ネパールなどの南アジアはモンスーン(季節風)の影響で6~9月頃が雨期となり、水害が頻発する。

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