北朝鮮「2けた以上」の核爆弾製造可能か…アメリカ大統領選に合わせて核実験の可能性
【ソウル=小池和樹】韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は26日、北朝鮮が11月の米大統領選に合わせて7回目の核実験を行う可能性があるとする分析を国会に報告した。北朝鮮が核爆弾の原料となるプルトニウムを約70キロ・グラム、高濃縮ウラン「相当量」を保有し、「2けた以上」の核爆弾製造能力があるとの見解も示した。出席した議員が記者団に明らかにした。
国情院は、米大統領選に合わせて北朝鮮が核実験を強行する可能性を「排除できない」とした。挑発手段としては、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射などもあるが、核実験については「(米大統領選)前よりは、後の方が可能性がある」とみているという。2017年9月に6回目の核実験を行った北朝鮮は、7回目の実験準備をすでに終えているとされる。
北朝鮮は今月13日、
09/26 18:58
読売新聞