ゼレンスキー大統領、国連「未来サミット」の成果文書採択阻止を図ったロシアなど7か国を非難
【ニューヨーク=蒔田一彦、金子靖志】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は23日、地球規模の課題について話し合う国連の「未来サミット」で演説した。成果文書の採択を阻止しようとしたロシアと同調した6か国を「共犯者」と非難し、「公正で平和な未来」に向けた団結を呼びかけた。
22日に採択された成果文書「未来のための協定」については、ロシアが異論を唱えて修正を求めた。北朝鮮やベラルーシなどが同調したが、140か国以上が修正案に反対し、採決には至らなかった。
ゼレンスキー氏は「国連憲章を強化する世界的なイニシアチブに常に反対し、またも破壊的な行動をとった。プーチン(露大統領)は多くのものを盗んできたが、世界の未来を盗むことはできない」と強調した。
09/24 19:22
読売新聞