ソウルで「日韓交流おまつり」、合唱に参加した日本人学校の男児「一緒に歌え良い思い出に」

 【ソウル=小池和樹】日本と韓国の文化交流を促すイベント「日韓交流おまつり」が22日、ソウル市内で開かれ、多くの来場者でにぎわっていた。今年で20回目。

22日、ソウルで開かれた「日韓交流おまつり」で、日本の各県を紹介するブースは多くの来場者でにぎわっていた=小池和樹撮影

 イベントでは日韓の伝統舞踊や声楽家・ 米良美一(めらよしかず) さんの公演が行われたほか、ソウル日本人学校の児童らと韓国の小学生らによる合唱もあった。2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も登場し、来場を呼びかけた。

 会場では福島や山口など各県がブースを設けて特産品などを紹介したほか、生け花や茶道を体験できるブースには韓国人らが長い列を作っていた。

 合唱に参加したソウル日本人学校小学部6年の男児(11)は「韓国語の歌詞を学んで韓国の子どもたちと一緒に歌えたことは良い思い出になった」と笑顔で話していた。

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