ウクライナの越境攻撃、ゼレンスキー氏「ロシア軍が反攻作戦を始めた」…想定の範囲内と説明
ロイター通信によると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日、ロシア西部クルスク州への越境攻撃について「露軍が反攻作戦を始めた」と述べ、現地部隊が露軍の反撃を受けていることを認めた。「我々の計画通りに進行している」として、反撃は想定の範囲内との認識も示した。キーウを訪れたリトアニア大統領との共同記者会見で表明した。
露軍幹部は11日、クルスク州で10集落を奪還したと主張していた。ウクライナ側は、8月6日に始めた越境作戦で約100集落を制圧したと公表している。
ウクライナ領内に対する露軍の攻撃も続いている。ロイター通信によると、ウクライナ北東部ハルキウ近郊では12日、露軍の砲撃で住民ら3人が死亡、9人が負傷した。
09/13 10:10
読売新聞