アメリカ大統領選のテレビ討論会、５１２７万人が視聴…４年前と比べ３０％減少

　【ワシントン＝池田慶太】米ＣＮＮは２８日、２７日に放送された民主党のジョー・バイデン大統領と共和党のドナルド・トランプ前大統領による第１回大統領選テレビ討論会の視聴者数が推定５１２７万人だったと発表した。約７３００万人が視聴した２０２０年大統領選の第１回討論会と比べて３０％減少した。

　前回と同じ顔触れになったことに加え、通常秋に開催される討論会が、有権者の関心がまだ低い６月に前倒しされたことが理由とみられる。インターネットによる視聴者が増えたことも一因の模様だ。２０１６年には、ヒラリー・クリントン氏とトランプ氏による第１回討論会を過去最高の約８４００万人が視聴した。

　２７日の討論会はＣＮＮのほか主要ケーブルテレビ局でも放送された。