北朝鮮の朝鮮労働党、重要会議を12月下旬に開催 対米政策関連の議論も注目

北朝鮮は重要政策を決める朝鮮労働党の中央委員会総会を今月下旬に開くことを決めました。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信によりますと、朝鮮労働党中央委員会政治局は2日、今月下旬に党の中央委員会総会を招集すると発表しました。

今年度の政策の執行状況を総括し、来年度の発展に向けた重要問題を議論し、決定するということです。具体的な日程は明らかにされていません。

去年12月の総会では、金正恩総書記が核兵器の増産態勢を整える考えを示したうえで、韓国を「敵対国」とみなし、対立する姿勢を明確にしました。

今回の総会について、韓国の聯合ニュースは「ロシアとの包括的戦略パートナーシップ条約や軍事力強化の実績、経済発展の成果を評価する」と予想しています。

また総会は、アメリカのトランプ次期政権の発足直前に開かれるため、対米政策に関する議論についても注目されます。

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