トランスジェンダーの議員 女性トイレの使用を認めない方針 米下院議長が声明発表

アメリカ連邦議会で、トランスジェンダーの議員に女性トイレの使用を認めるべきかどうかをめぐって議論が起きていましたが、下院議長が使用を認めない方針を示しました。

アメリカ連邦議会では、トランスジェンダーを公言する民主党のサラ・マクブライド氏が来年1月から下院議員として活動するのを前に、議会内でトランスジェンダーが女性トイレを使うことを禁じる決議案が提出されました。

民主党は「いじめだ」と強く批判していますが、共和党のジョンソン下院議長は20日、議会内のトイレ、更衣室などの利用について「生物学的な性別に基づく」との声明を出しました。

同時に、議員それぞれの部屋にトイレが設置されていることや、議会内には性別を問わないトイレがあることも指摘しています。

マクブライド氏は「私はトイレについて戦うのではなく、家庭の負担を減らすために戦うのです。たとえ同意できなくてもルールには従います」とコメントしています。

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