トランプ新政権の国防長官候補に性的暴行疑惑 「政権移行チームが対応検討」との報道も

アメリカのトランプ次期大統領が新政権の人事を相次いで発表する中、国防長官に指名されたテレビ司会者が過去に女性への性的暴行の疑いで警察の調べを受けていたと報じられました。

複数のアメリカメディアは15日、“トランプ次期大統領が新政権の国防長官に指名した「FOXニュース」の司会者ピート・ヘグセス氏が2017年に女性への性的暴行の疑いで警察の調べを受けていた”と報じました。

訴追には至らなかったものの、ワシントン・ポストは“トランプ氏の政権移行チームがこの事態を受けてヘグセス氏の起用について対応を協議している”と報じています。

ただ、トランプ氏の広報担当は「ヘグセス氏は否定していて、訴追もされていない」として、「国防長官として承認されるのを楽しみにしている」とコメントしているということです。

ヘグセス氏をめぐっては「腕に白人至上主義とも関連付けられる入れ墨をしていることが州兵の部隊の中で問題視された」とも報じられていて、議会での承認にどう影響するか注目されます。