中国の住宅価格指数 主要都市9割で下落 深刻な不動産不況続く

中国で10月の新築住宅価格指数が、主要都市の9割で前の月に比べ下落したことがわかりました。

中国国家統計局の発表によりますと、中国の10月の新築住宅価格指数は、主な70都市のうち63の都市で前の月から下落しました。9月と比べて下落した都市は3か所減ったものの、全体の90%にのぼります。

都市別では、上海はプラス0.3%、瀋陽はプラス0.1%となった一方、北京や広州はマイナス0.7%となっています。

深刻な不動産不況が続く中、中国政府は不動産事業への金融支援の強化や、住宅ローンの規制緩和などの対策を打ち出していますが、改善の兆しはまだ見えていません。

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