大谷翔平“50-50”ホームランボール、台湾で展示始まる 史上最高額で落札

およそ6億6600万円で落札された、メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が「50本塁打・50盗塁」を達成したホームランボール。きょうから台湾で一般公開が始まりました。

台北のランドマークである超高層ビル「台北101」できょうから一般公開が始まった、このボール。9月19日、メジャーリーグ史上初の50本塁打・50盗塁の偉業を達成した大谷選手の50号のホームランボールです。

このボールはアメリカのオークションに出品され、野球ボールとしては史上最高額の439万2000ドル、日本円にしておよそ6億6600万円で台湾の投資会社が落札していました。

「台北101」では、「50本塁打・50盗塁」達成時の映像も投影。

落札した会社は「世界中の野球ファンの心の中の聖杯だ」として、展示会を開催する意向を示していて、きょう実現した運びです。

さっそくボールを見に来たファンは。

台湾のファン
「すごく感動しました、めったにないチャンスです。達成できる人はこれからも出ないでしょう」
「まさか台湾で展示されるとは思わなかったので、とても興奮しています」

中には日本からの観光客も。

日本から来た観光客
「まだ、並んでいるとき信じられませんでした。本当に見られるのかどうか。でも、本当に見られたから、縁起でもないけど、きょう死んでもいい」
「大谷さんが大好きで、過去一興奮しました。翔平さんがホームランを打ったときくらいしか、(野球は)見ませんね」

公開は来年3月2日までの予定で、落札した投資会社は日本でも展示会を企画する意向を示しています。

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