インド 手りゅう弾によるテロか 市民ら10人搬送 直轄地としているカシミール地方の市場で

インドがパキスタンとの係争地で実効支配しているジャム・カシミールで3日、多くの市民が集まる市場に手りゅう弾によるテロ攻撃があり、少なくとも10人が負傷したと地元メディアが報じました。

現地メディアによりますと、インドが直轄地としている北部ジャム・カシミールの都市スリナガルで3日、市場に投げ込まれた手りゅう弾が爆発しました。

市場は当時、多くの買い物客でにぎわっていて、少なくとも10人がけがをして病院に運ばれ、手当てを受けているということです。

複数のインドメディアは「テロリストが治安部隊の車両を狙って手りゅう弾を投げ込んだが、標的を外したようだ」と報じています。

パキスタンとの係争地でインド側が実効支配するジャム・カシミールはイスラム教徒が多数を占める地域で、インドからの独立やパキスタンへの併合を求める過激派組織のテロが相次いでいます。

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