バイデン大統領がトランプ氏の支持者を「ごみ」に例えたと受け取られる発言

アメリカのバイデン大統領がトランプ前大統領の支持者を「ごみ」に例えたと受け取られる発言をしました。大統領選を目前に、民主党と共和党が激しく応酬しています。

バイデン大統領
「プエルトリコ人は善良で、立派な人々だ。私が目にする唯一のごみは彼（トランプ氏）の支持者たちだ」

バイデン大統領は29日、トランプ氏の支持者を「ごみ」に例える発言をしたとアメリカメディアに伝えられました。

トランプ氏の支持者が集会でアメリカ自治領のプエルトリコを「ごみの島」と呼んで問題視されていたことに関連した発言ですが、トランプ氏側に反撃材料を与えた形となっています。

トランプ氏はSNSに「アメリカ国民を愛していなければアメリカを率いることはできない。ハリスもバイデンも大統領にふさわしくないことを示した」と投稿したほか、集会でバイデン氏をあざ笑いました。

トランプ前大統領
「バイデンは自分が何を言っているか分かっていないんだ。みなさん、彼を許してあげてください」

バイデン氏は自らの発言についてSNSに投稿し、「トランプ氏の支持者の憎悪に満ちた言葉をごみと呼びたかっただけだ」と説明しています。