EU外相会合 イスラエル軍による国連軍への攻撃を非難

EU=ヨーロッパ連合のボレル外交安全保障上級代表は、イスラエル軍の攻撃によりレバノンで平和維持活動を行う国連軍の兵士に負傷者が出ていることについて、「受け入れられない」として非難しました。

EU=ヨーロッパ連合の外相会合が14日、ルクセンブルクで開かれ、ウクライナ情勢や中東情勢などが議論されました。

会合後に会見したEUのボレル外交安全保障上級代表は、イスラエル軍による国連レバノン暫定軍への攻撃について「まったく受け入れられない」と非難。

EUのどの国も国連レバノン暫定軍を撤退させるつもりはないとして、国連軍への攻撃の中止とガザとレバノンでの即時停戦を求めました。

また、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスの4か国の外相も共同で声明を発表し、「国連レバノン暫定軍へのあらゆる脅威を非難する」としてイスラエル軍に対し攻撃をただちにやめるよう求めています。

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