日本発祥「食品サンプル」イギリスで初のワークショップ開催

日本発祥の「食品サンプル」が海を超え、イギリスで初となる「サンプル」作りのワークショップが開かれました。

記者
「日本ではお馴染みの食品サンプルですが、ヨーロッパでは珍しく、きょうは皆さん熱心に抹茶パフェのサンプル作りにいそしんでいます」

ロンドンで4日、開かれたのは飲食店のショーウィンドウに並ぶ「食品サンプル」作りのワークショップです。

食品サンプルは1930年ごろから洋食や外食産業の普及とともに日本独自の文化として発展してきましたが、近年、SNSなどの影響で海外でも関心が高まっていました。

参加者
「一発で仕上げるソフトクリームの部分が一番難しかったです」
「様々な言語が飛び交うロンドンのような都市でこそ使われるといいですね。素晴らしいコミュニケーションツールですし、普段食べないようなものを食べてみたくなります」

会場となった日本文化の発信拠点「ジャパン・ハウス ロンドン」では、来年2月まで食品サンプルに関する展示会が開かれています。

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