イスラエルによるナスララ師殺害 「正当な措置だ」バイデン大統領が評価

イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の指導者ナスララ師が死亡したイスラエルのレバノンでの攻撃について、アメリカのバイデン大統領は「正当な措置だ」と評価しました。

バイデン大統領は声明で、死亡したナスララ師について「ヒズボラを率いて数百人のアメリカ人を殺害した責任者だ」と指摘。今回のイスラエルの攻撃について「アメリカ・イスラエル・レバノンの数千人の犠牲者にとっての正当な措置だ」と評価しました。

また、「攻撃を抑止し、紛争の拡大リスクを減らすため」として、中東に展開するアメリカ軍の態勢を強化するよう指示したことを明らかにしています。

バイデン大統領はそのうえで、「最終的な我々の目的はガザとレバノンでの衝突を外交的手段によって緩和することだ」と表明し、アメリカなどが仲介する事態打開に向けた交渉での合意を呼びかけました。

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