“無人”のスターライナー地球に帰還 宇宙飛行士2人は来年2月に

打ち上げ後に不具合が見つかったアメリカの航空機大手ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」が無人の状態で地球に帰還しました。

「切り離しを確認」

国際宇宙ステーションから切り離された「スターライナー」は、日本時間午後1時すぎ、アメリカ西部ニューメキシコ州の砂漠に着陸しました。

「スターライナー」は6月に初の有人試験飛行を行い、搭乗した宇宙飛行士2人は1週間程度、国際宇宙ステーションに滞在して地球に帰還する予定でした。

しかし、国際宇宙ステーションへの到着後に故障が見つかったため、NASA=アメリカ航空宇宙局などは宇宙飛行士を乗せて帰還させることを断念しました。

宇宙飛行士2人は来年2月にスペースXの宇宙船で地球に戻る予定です。

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