イスラエル軍、ガザ難民キャンプなどへの攻撃で約40人死亡 ヨルダン川西岸、レバノンでも軍事作戦

イスラエル軍によるパレスチナ自治区への攻撃が続いています。ガザ地区北部の難民キャンプなどでは、およそ40人が死亡したほか、ヨルダン川西岸地区でも死者が出ています。

中東の衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、22日、ガザの難民キャンプなど2か所がイスラエル軍の攻撃を受け、42人が死亡しました。

イスラエル軍は「軍の戦闘機が、ガザにあるイスラム組織ハマスの軍事施設2か所を攻撃した」と発表しています。

一方、イスラエル軍はヨルダン川西岸地区や隣国のレバノンでも軍事作戦を続けていて、22日にはレバノンでハマスなどに武器を供給していたテロリストを殺害したとして映像を公開しました。

一方、ロイター通信によると、ヨルダン川西岸のジェニン市でイスラエル軍が負傷したパレスチナ人男性を車の上に縛りつけたとする映像がSNSなどで拡散したということです。イスラエル軍は規約に違反していることを認め、調査しているとしています。

このほか、ヨルダン川西岸ではイスラエル警察が武装勢力を逮捕する過程でパレスチナ人2人が死亡しましたが、現地の医療関係者が近づこうとしたところイスラエル警察に阻止されたということです。

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