サイバー攻撃で得た資金を核・ミサイル開発に充てている 国連安保理で日米韓が北朝鮮を非難

日本・アメリカ・韓国は、国連の安全保障理事会の会合で、北朝鮮がサイバー攻撃で得た資金を核・ミサイル開発に充てていると非難しました。

韓国 チョ・テヨル外相
「北朝鮮は安保理の制裁措置から組織的に逃れ、国際的な核不拡散体制に挑んでいる」

国連の安保理は20日、北朝鮮のサイバー攻撃をめぐる公開会合を開きました。

この中で、日本とアメリカ・韓国は、北朝鮮がサイバー攻撃によって得た資金を核・ミサイル開発に使っていると非難したうえで、サイバー攻撃の脅威を議論する定期会合を安保理で開くよう求めました。

これに対し、プーチン大統領が北朝鮮を訪問し、金正恩総書記と会談したばかりのロシアはサイバー攻撃の問題を安保理で議論すること自体に反対するなど、北朝鮮を擁護する姿勢を崩しませんでした。

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