「人道危機は起きていない」ネタニヤフ首相、ラファでの人道状況について異なる認識示す

イスラエル軍が限定的な地上作戦を始めたパレスチナ自治区ガザ南部ラファの人道状況について、ネタニヤフ首相は「人道危機は起きていない」との認識を示しました。

ネタニヤフ首相は15日、ビデオ声明を出し、イスラエル軍が南部ラファなどで戦闘を継続していることについて、「人道的な義務を果たしながら行っている」などと述べました。

ラファでは、エジプトとの境界にある検問所のガザ側をイスラエル軍が掌握したことで、人道支援物資の搬入が滞り、食料不足や医療施設の稼働停止など影響が深刻化しています。

ネタニヤフ氏は、「指摘されていたような人道危機はまだ起きておらず、これからも起きないだろう」などと主張しました。

こうしたなか、中東アルジャジーラは15日、過去24時間のガザ側の死者が82人に上ったと明かし、「ここ数か月で最も犠牲者の多い1日だった」などと報じました。

イスラエル軍はラファに加え、北部ジャバリアでも攻撃を強めていて、15日には住宅を空爆し少なくとも4人が死亡。

また、イスラエル軍の戦車が市街地に進入し、激しい銃撃戦になっているということです。

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