パリ観光名所「ムーラン・ルージュ」風車の羽根が落下 “エッフェル塔が崩壊したのと同じ”

フランス・パリの観光名所として知られる「ムーラン・ルージュ」の風車の羽根が落下しました。

店名の由来にもなっている、巨大な赤い風車がシンボルの老舗キャバレー「ムーラン・ルージュ」。

AP通信によりますと、25日未明に風車の羽根が落下しているのが見つかりました。

羽根は折れ曲がって大きく損傷。また、落下の際に当たったためか、店の看板も文字が取れるなど壊れました。

落下したとみられる午前2時ごろにはショーは行われておらず、けが人はいなかったとのことです。

原因は分かっていませんが、地元メディアは「犯罪行為によるものではない」と伝えています。

今年で創業135年を迎えるムーラン・ルージュは、ダンサーたちが一斉に足を上げる「フレンチカンカン」の発祥の地としても知られ、パリを代表する観光名所となっています。

ムーラン・ルージュが位置するモンマルトルで店を経営する人は羽根の落下について、「エッフェル塔が崩壊したのと同じ」と話し、驚きを隠しませんでした。

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