中国軍が「情報支援部隊」を新設 習主席「国防と軍隊の現代化を加速させる重大な意義持つ」

中国軍が新たに「情報支援部隊」を創設しました。サイバー空間の分野での軍事力強化の一環とみられます。

中国国営の中央テレビによりますと、中国軍は19日、北京で「情報支援部隊」の創設を記念した式典を開催しました。

式典に出席した習近平国家主席は部隊の創設について「軍備強化のための重大な決定で、国防と軍隊の現代化を加速させる重大な意義を持つ」と指摘。また、「サイバー情報システムの建設と運用を統合する重要な支えとなり、軍の発展と現代の戦争での勝利を推し進める上で責任は重大だ」と強調したということです。

習主席は3月に行われた中国の国会に当たる全人代=全国人民代表大会で、サイバー空間の分野で軍事力を強化し、国家のネットワークの安全を守る能力を高めるよう指示していて、今回の新たな部隊創設はその一環とみられます。

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