オデーサ歌劇場に日本の楽器を寄贈 ウクライナ駐日大使「復興に向け協力を」

ロシアによる軍事侵攻からまもなく2年となる中、日本の楽器メーカーが、困難な状況にあるウクライナの音楽関係者を支援しようと、フルートなどを寄贈することになり、目録の贈呈式が行われました。

贈呈式は13日、東京のウクライナ大使館で行われ、吹奏楽団のメンバーによるウクライナ音楽などの演奏が行われました。

楽器の寄贈は、日本の音楽メーカー・ヤマハが、ウクライナ南部のオデーサにある国立歌劇場から支援の依頼を受けたものです。

歌劇場ではロシアによる侵攻以降、新しい楽器が補充できないなど厳しい状況に置かれているということで、フルートやオーボエなどを寄贈します。

贈呈式には、コルスンスキー駐日大使のほか、オデーサ歌劇場で首席客演指揮者をつとめる吉田裕史さんらが参加。吉田さんは、戦時下のウクライナでオペラを指揮した経験を踏まえ、「文化は戦時下でも必要とされている」とこうした支援の意義を強調しました。

また、コルスンスキー大使は今月19日に東京で開かれる「ウクライナ経済復興推進会議」について、「日本には震災や戦禍から幾度も復興を果たした独自の経験がある」として、「日本の企業などがウクライナの復興に向けたプロジェクトに参加する機会となってほしい」と会議への期待を示しました。

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