国連事務総長が危機感「SDGsを救うプランが必要」
国連で開かれているSDGs=持続可能な開発目標の進捗を議論する会議で、グテーレス事務総長は目標達成に危機感を示し、取り組みを加速させるとする政治宣言が採択されました。
国連 グテーレス事務総長
「誰も置き去りにしないどころか、SDGsが置き去りになってしまう。SDGsを救うプランが必要です」
ニューヨークの国連本部では貧困や飢餓の撲滅など、2030年までの目標達成を目指すSDGsの進捗について議論する会議が行われました。
国連のグテーレス事務総長は冒頭演説で危機感を示し、達成期限までの折り返し地点となった今こそ、大幅な遅れを取り戻すために世界各国の協調が必要だと訴えました。
会議では環境を守りながら、経済的な繁栄と全ての人々の幸福を目指す17分野の目標に向け、取り組みを加速させるとする政治宣言が採択されています。
09/19 17:36
TBS NEWS DIG