被爆の悲惨さ伝える原爆展 国連でNPT再検討会議に合わせ開催

国連では、今月1日から開かれているNPT再検討会議にあわせ、被爆の悲惨さを伝える「原爆展」が始まりました。

記者

「国連のロビーでは、きょうから被爆の実相を伝える展示会が始まりました。数々の写真に加え、女子学生の焼け焦げた制服などが展示されています」

国連では、核軍縮に向けた道筋などについて話し合うNPT=核拡散防止条約の再検討会議が開かれていますが、それに合わせ、日本の被爆者団体が主催する「原爆展」が5日から始まりました。

ここでは、原爆投下直後に撮影された写真や、核廃絶に向けた取り組みなどを紹介するパネルが展示され、国連を訪れた観光客らが足を止めて見入っていました。

ポーランドからの観光客

「とても重い展示会です。ここで紹介されていることを受け止めるのは簡単なことではありません。原爆については知っていましたが、たくさんの写真や被爆者のことをより深く知り、心が動かされました」

チェコからの観光客

「とても恐ろしいことだと学びましたし、二度と同じことを起こさせないようにすることが大切だと感じました。一番大切なことは、核兵器を廃絶し、今後また起きないように、私たちができる取り組みをすることだと思いました」

「原爆展」は国連本部のロビーで来月2日まで開催される予定で、主催者は「核廃絶の必要性に対する理解を深めるきっかけになれば」と話しています。

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