イランの新型無人機、中国が誘導システム提供か イスラエル攻撃で使用と英紙報道

5日の英紙エクスプレス(電子版)によると、イランが先月のイスラエル攻撃で使った自爆型ドローン(無人機)に、中国製の誘導システムが使われていたことが分かった。英国防省筋が、同紙に明かしたとしている。

中国製システムは、イスラエル南部ネゲブ砂漠で回収されたドローン「アラシュ2」を調べた際に見つかった。軍事施設を標的としたが、燃料不足で弾頭が破裂しなかったとみられ、中国製であることを示す痕跡が確認されたという。英国防省筋は、ロシアのウクライナ攻撃でも、同じシステムが使われた可能性が強いとみている。

アラシュ2を巡り、イランは2022年、イスラエル攻撃のために開発した新兵器だと発表。射程は約2000キロだとしていた。

イランは先月13~14日にイスラエルを攻撃した。イスラエル軍は、は300超の無人機やミサイルが使われ、99%が迎撃されたと発表した。


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