ウクライナ政府、マリャル氏ら国防次官6人解任
ウクライナ政府は18日、マリャル国防次官を含む国防次官6人を解任することを決定した。ウクライナメディアが伝えた。同国では今月上旬、国防省改革のためとしてレズニコフ前国防相が解任され、ウメロフ新国防相が就任。大臣が解任された場合は次官も解任されるとする同国の法律に基づく措置だとしている。
マリャル氏は従来、交流サイト(SNS)などでロシアによるウクライナ侵略の戦況を報告してきた。
報道によると、解任対象にはパブリュク第1国防次官が含まれていないが、ウメロフ氏が外遊中のための特例措置で、ウメロフ氏の帰国後にパブリュク氏も解任される見通し。
ウクライナ国防省を巡っては1月以降、軍の物品納入や徴兵逃れを巡る汚職問題が浮上。ゼレンスキー政権は人事を刷新し、国民や欧米諸国からの信頼回復を図る構えだとみられる。
09/19 08:04
産経新聞