仏下院、内閣不信任案を審議=可決・総辞職なら混迷必至

【パリ時事】フランス国民議会(下院、定数577)は4日の本会議で、野党が提出したバルニエ内閣の不信任決議案の審議を行った。バルニエ内閣は少数与党体制のため、同案は討論後の採決で過半数(289)の賛成により可決される公算が大きい。
不信任となれば、1962年のポンピドゥー内閣以来62年ぶり。バルニエ内閣は今年9月下旬の発足から2カ月半で総辞職に追い込まれ、「政治の混迷が深まるのは必至」(仏メディア)だ。

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