反体制派、中部要衝で激戦=政権軍反撃で一進一退―シリア

【イスタンブール時事】在英のシリア人権監視団によると、アサド政権へ攻勢を仕掛けた反体制派勢力は4日、中部の要衝ハマ近郊で政権軍と激しい戦闘を続けた。政権軍は国営メディアを通じ「大規模な増援部隊がハマに到着した」と表明。人権監視団は同日、政権軍が反撃し、反体制派をハマ市外に約10キロ後退させたと伝えた。
反体制派は北部アレッポをほぼ制圧した後、政権支配下のハマまで南進した。監視団によれば、各方面から市の包囲を図り、政権側は激しい空爆などで応戦している。一連の衝突による死者は600人を超えた。

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