独VW労組、来月ストライキへ=工場閉鎖巡り労使平行線

【ベルリン時事】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の労働組合は21日の労使協議後、来月1日からストライキを実施する必要があると表明した。初の国内工場閉鎖を含む大規模なコスト削減を追求する経営陣に対し、労組は代替案を示したが、折り合えなかった。
労組は当面の賃上げ停止などによって約15億ユーロ(約2400億円)の人件費を削減できるとの独自案を提示。経営側は申し出を歓迎しつつも、当初計画が「交渉の焦点」だと譲らなかった。

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