地区連銀元幹部がインサイダー取引=監督情報で金融株取引―米司法省
【ワシントン時事】米司法省は19日、リッチモンド連邦準備銀行の元幹部がインサイダー取引と虚偽報告で有罪を認めたと発表した。リッチモンド連銀は、米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)を支える12地区連銀の一つ。銀行監督業務を通じて得た情報で、金融機関の株式を取引していた。
司法省によると、元幹部はリッチモンド連銀の監督業務でシニアマネジャーを務めていた。2020年10月から24年2月にかけて機密情報を不正利用し、金融機関7社の上場株式を69回取引。総額約77万ドル(約1億2000万円)の利益を得た。
司法省によると、元幹部はリッチモンド連銀の監督業務でシニアマネジャーを務めていた。2020年10月から24年2月にかけて機密情報を不正利用し、金融機関7社の上場株式を69回取引。総額約77万ドル(約1億2000万円)の利益を得た。
11/20 09:03
時事通信社