ロシア領攻撃容認の米を批判=「前向きではない」―トルコ大統領
【イスタンブール時事】トルコのエルドアン大統領は19日、米国がウクライナに長距離地対地ミサイル「ATACMS」によるロシア領内攻撃を容認したことについて「前向きな動きではない」と批判した。ブラジル・リオデジャネイロで記者会見し、語った。
トルコは、ロシアが敵視する北大西洋条約機構(NATO)加盟国だが、ロシアのウクライナ侵攻後は両国の和平実現に向け仲介を続けている。
エルドアン氏は、ロシアが核兵器の使用条件を示した核ドクトリンを改定したことに関し「ロシアは自衛措置を取らねばならず、NATOはロシアの措置を検証する必要がある」と指摘。「われわれはロシア、ウクライナ双方と関係を保つ必要がある。当事者に和平を促す措置を講じる立場に変わりはない」と述べた。
トルコは、ロシアが敵視する北大西洋条約機構(NATO)加盟国だが、ロシアのウクライナ侵攻後は両国の和平実現に向け仲介を続けている。
エルドアン氏は、ロシアが核兵器の使用条件を示した核ドクトリンを改定したことに関し「ロシアは自衛措置を取らねばならず、NATOはロシアの措置を検証する必要がある」と指摘。「われわれはロシア、ウクライナ双方と関係を保つ必要がある。当事者に和平を促す措置を講じる立場に変わりはない」と述べた。
11/20 06:12
時事通信社