EV関税で独引き込み図る=中国主席、ショルツ首相と会談
【リオデジャネイロ時事】中国の習近平国家主席は19日、訪問先のブラジル・リオデジャネイロでドイツのショルツ首相と会談した。習氏は、欧州連合(EU)が中国製電気自動車(EV)への追加関税を決定した問題で「重要な役割」を果たすようショルツ氏に要求。課税に消極的なドイツを引き込み、EU内の足並みの乱れを誘おうとした形だ。
中国外務省によると、習氏は「中独の経済的利益は高度に融合している」と指摘。「EUの課税は全世界の注目の的だ」として、EV問題は「対話と協議」を通じて解決すべきだと主張した。また、独企業に対する中国市場の開放を進展させたいと強調した。
ショルツ氏は「対話と交渉を通じて早期に問題を解決すべきだ」と応じ、「ドイツは積極的に努力する」と述べた。
中国外務省によると、習氏は「中独の経済的利益は高度に融合している」と指摘。「EUの課税は全世界の注目の的だ」として、EV問題は「対話と協議」を通じて解決すべきだと主張した。また、独企業に対する中国市場の開放を進展させたいと強調した。
ショルツ氏は「対話と交渉を通じて早期に問題を解決すべきだ」と応じ、「ドイツは積極的に努力する」と述べた。
11/20 05:43
時事通信社