ロシア代表団が平壌訪問 金氏、資源相と会談
【ソウルAFP=時事】北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が18日、ロシアのアレクサンドル・コズロフ天然資源環境相と首都平壌で会談したと報じた。コズロフ氏は「貿易・経済・科学技術協力」に関する政府間パネルに参加する代表団を率いて訪朝した。≪写真は北朝鮮の首都平壌の朝鮮労働党中央委員会本部で、会談に臨む金正恩同党総書記〈右〉とロシアのアレクサンドル・コズロフ天然資源環境相≫
またKCNAは、ロシア軍事アカデミーの代表団も平壌に到着したと伝えた。具体的な訪問目的には触れていない。
今年に入って軍事関係を強化している両国は今月、相互防衛を盛り込んだ「包括的戦略パートナーシップ条約」を批准した。
一方、韓国と米国は、北朝鮮がウクライナ紛争でロシア軍を支援するために1万人以上の兵士を派遣したと非難している。専門家は派兵の狙いについて、戦闘経験を積むことや、ロシア軍の先進技術を習得することにあると指摘している。
西側諸国はまた、北朝鮮による派兵の見返りに、ロシアが北朝鮮の核兵器開発計画を進展させる技術支援を提供しているのではないかと懸念している。【翻訳編集AFPBBNews】
11/19 19:05
時事通信社