英、35年までに81%削減=温室ガス目標更新、G7初
【バクー時事】スターマー英首相は12日、温室効果ガス排出量を2035年までに1990年比で少なくとも81%削減する目標を発表した。国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)が開かれているアゼルバイジャンの首都バクーで記者会見した。
気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」では、各国が来年2月までに、2035年までの削減目標を提出する必要がある。先進7カ国(G7)で目標を明らかにした国は初めて。日本をはじめ各国の目標設定にも影響を与えそうだ。
スターマー氏は「全ての加盟国に野心的な目標を掲げるよう要請する」と訴えた。英国は9月に石炭火力発電を全廃するなど温暖化対策に力を入れてきた。従来は30年までに少なくとも68%削減する目標を提出していた。
気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」では、各国が来年2月までに、2035年までの削減目標を提出する必要がある。先進7カ国(G7)で目標を明らかにした国は初めて。日本をはじめ各国の目標設定にも影響を与えそうだ。
スターマー氏は「全ての加盟国に野心的な目標を掲げるよう要請する」と訴えた。英国は9月に石炭火力発電を全廃するなど温暖化対策に力を入れてきた。従来は30年までに少なくとも68%削減する目標を提出していた。
11/13 06:21
時事通信社