スペイン、水害で大規模デモ=州首相の辞任要求
【パリ時事】記録的洪水で200人超が死亡したスペイン東部バレンシア自治州で9日、州政府の災害対応を批判し、マソン州首相に辞任を要求する大規模デモが行われた。地元メディアによれば、推計約13万人が参加。州都バレンシア市中心部はデモ隊が通りや広場を埋め尽くし、支援不足と復旧作業の遅れでたまった怒りを爆発させた。
市民団体や労働組合がデモへの参加を呼び掛けた。主催者らは「州政府が災害対応も、警告の仕方も、清掃支援の仕方も知らない。復興を取り仕切れるわけがない」などと主張。デモ隊は「辞めろ」「人殺し」などとシュプレヒコールを上げた。マソン氏はSNSに「被災した自治体の再建に全力を尽くしている」と投稿、理解を求めた。
市民団体や労働組合がデモへの参加を呼び掛けた。主催者らは「州政府が災害対応も、警告の仕方も、清掃支援の仕方も知らない。復興を取り仕切れるわけがない」などと主張。デモ隊は「辞めろ」「人殺し」などとシュプレヒコールを上げた。マソン氏はSNSに「被災した自治体の再建に全力を尽くしている」と投稿、理解を求めた。
11/10 07:35
時事通信社