ブラジルで日本大使館装い特殊詐欺=「逮捕状出た」と送金指示
【サンパウロ時事】ブラジルで日本大使館職員を名乗る人物が電話で送金を求める詐欺が11月に入り相次いでいるとして、同大使館などは5日までに注意を喚起した。米国でも類似の事件が起きており、日本国外で広がりを見せている。
在サンパウロ日本総領事館によると、在ブラジル日本大使館の代表番号が偽装表示された電話に応答すると、自動音声で誘導された後、電話の相手が日本語で「あなたの名前で詐欺が行われ、警察から逮捕状が出ている」などと話をでっち上げる。その上で、詐欺でだまし取られた分を返金するためなどとして送金を指示。実際に送金に応じた人もいるという。
同総領事館は、相手は日本語以外では対応していないとし「日本語が分かる人を対象に、繰り返している可能性がある」と分析。「日本の公的機関が逮捕を示唆し、金銭を求めることはない」と注意を促すメールを在留邦人に送付した。
米国の在ニューヨーク日本総領事館も10月、総領事館職員を装った電話詐欺が複数あったとして、注意を呼び掛けている。
在サンパウロ日本総領事館によると、在ブラジル日本大使館の代表番号が偽装表示された電話に応答すると、自動音声で誘導された後、電話の相手が日本語で「あなたの名前で詐欺が行われ、警察から逮捕状が出ている」などと話をでっち上げる。その上で、詐欺でだまし取られた分を返金するためなどとして送金を指示。実際に送金に応じた人もいるという。
同総領事館は、相手は日本語以外では対応していないとし「日本語が分かる人を対象に、繰り返している可能性がある」と分析。「日本の公的機関が逮捕を示唆し、金銭を求めることはない」と注意を促すメールを在留邦人に送付した。
米国の在ニューヨーク日本総領事館も10月、総領事館職員を装った電話詐欺が複数あったとして、注意を呼び掛けている。
11/06 14:14
時事通信社