米経済「崖から落ちた」=10月の雇用不振を批判―トランプ氏

【ワシントン時事】米大統領選で共和党候補のトランプ前大統領は1日、中西部ミシガン州で演説し、この日発表された10月の雇用統計が低調な内容となったことに関し、バイデン政権が「米経済を崖から落とした」と批判のトーンを強めた。
景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比1万2000人増と、前月(22万3000人増)から急減速。11万人超の増加を見込んでいた市場予想からも大きく下振れした。
トランプ氏は、民主党候補のハリス副大統領が当選すれば、雇用は「絶対に回復しない」と決めつけた。5日に投開票日が迫った大統領選では、両者の支持率が拮抗(きっこう)する大接戦が続いている。ただ、経済政策に関しては、トランプ氏がハリス氏をリードする傾向にある。

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